いつ具合が悪くなるか分からず、仕事が疎かに

逆流性食道炎になってみて、思ったのは「この病気の影響は思いがけないところに飛んで行く」ということです。
わたしにとって、逆流性食道炎というのは「具合が悪い」というだけで済まされるものではなく、その人生にまで大きな影響を及ぼすものだったのです。

その時に働いていた職場・・・わたしはその職場が大好きだったし、できれば一生働きたいと思っていたけれど、逆流性食道炎という病気のせいで、辞めなくてはなりませんでした。
逆流性食道炎になった時、仕事がとても忙しくて、休めるような状態ではありませんでした。
社内でも体調を崩している人が数名いましたが、それでも出社していて、そこでわたしばかりが休むわけにも行かない状況でした。
仕事が好きだったので、多少は無理してもやりたいと思っていたことも事実です。
その時の仕事がとても楽しかったから・・・役立つ仕事がしたいと思っていました。

だけど、そのうちどんどん症状が酷くなってきて、吐き気、胸焼けが止まらないように。
この二つはなんとかごまかせたとしても、ゲップはどうしようもありません。
たまに出てくるゲップをこらえきれず、席を立ってトイレに駆け込むこともありました。
やっぱり、ゲップって見た目がいいものではないし、見苦しいものだと思うんですよね。

逆流性食道炎といっても常に酷い吐き気があるわけじゃありません。
だけど、「いつゲップがでるのか」「今、吐き気が襲ってきたらどうしよう」という不安が頭から離れず、それが結果的に「仕事をおろそかにする」ということにつながりました。
あんなに好きな仕事だったのに、いつくるか解らない吐き気におびえて、いつしかぜんぜん楽しむことができない様になって・・・。
そのうちに仕事もできないほど症状が悪化し、仕事はやめることになりました。

今でもすごく悔しいです。
頑張ったのに、ずっとやっていきたい仕事だったのに・・・。
心配してくれた上司や同僚が、辞める日には花束をくれました。
同僚はすごく泣いてくれて・・・「元気になってね」ってずっといってくれて、それがすごく申し訳なかったです。

治るまで待つともいわれたけれど、いつ完治するかもわからないのに、会社の人に迷惑をかけることもできず、やはり潔く辞めることにしました。

この会社を辞めなければならなかったことが、わたしにとっては一番辛いことで、今も悔しさがとまりません。
凄く好きな仕事だったから、ずっと続けたかったです。

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