病気の人の気持ちが解るようになりました。

流性食道炎を克服した今、感じるのは「病気と言うのは、本当に辛いものである」ということ。

「当たり前のことを言うな」って言われるかもしれません。

でも、私はこの「当たり前のこと」が以前は解らなかったのです。

 

私が会社をやめたお話をしたことがありますよね。

実は、その会社に「喘息が酷い」という子が勤めていたんです。冬~春にかけては喘息の発作がかなり出るみたいで、仕事を休んだり遅れてきたりということがありました。

当時、仕事場は本当に忙しい日々が続いていて、一人でも休まれるとつらい状態で・・・そんな時に彼女は休んでしまったので、素直に心配してあげられませんでした。

むしろ「健康管理がなってないんじゃないの」「本当に喘息なの」なんて思うことすらありました。他の社員と愚痴ったりしてたし。「やめればいいのにね」なんていったこともありました。今考えてみれば、どんなに具合がわるくたって、食べる為に彼女は働かなくちゃいけなかったんですよね。

面と向かって文句を言ったことはないけれど、彼女はきっと「自分は良く思われていない」と気付いていたと思います。だから、やめたんだと思う。

なぜあの時、もっと気遣ってあげられなかったんだろうと後悔しています。

自分が流性食道炎になってみて、初めて病気のつらさがわかりました。なんとかしようとおもったって、どうにもならないんですよね。会社に行こうと思ったって、いけない。だから辛い状態だったのに、どうして私は彼女の辛さを理解してあげなかったんだろうって、すごくすごく後悔しました。

もっと、話を聞けば良かったです。

 

流性食道炎もそうだけど、喘息も外から見て解る様な病気じゃないから、彼女も辛かっただろうな。

今は、どこかで健康に働いていてほしい・・・と願うばかりです。いつか機会があったら、ちゃんと謝罪したいとも思っています。

 

こういうこともあるし、今後の人生は「人に優しく」と思って生活しています。

人間、人には言えない事情で苦しんでいたりもする・・・外から見えないだけで、つらいおもいをしていたりする・・・そういうことを解ってあげることが、とても大切なことなのだと思いました。

私も病気で不安だったとき、たくさんの人に支えてもらいました。今後は、それを少しでも多く返していくことができる様に、努力をしていきたいと思っています。

流性食道炎になって学んだことを、ちゃんと忘れずにいたい。

そしてこの経験を、きちんと活かすことができる自分でいたいです。

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